Adobeイラストレーターでオーバープリント

仕事

オーバープリントですね。
これはデーターを印刷屋さんやネット印刷さんに出力する時に案外うっかりやってしまう事があります、イラストレーター上では見破る事が出来ないので、注意点を説明していきます。

この記事を書いている私は、デザイナー歴15年で、現在フィニッシュワークという小さなデザイン会社を運営しています。

デザイナーのKIYOMIが同じように悩む人にデザイナーとしての視点も交えながら解説します。

この記事を書いている私はデザイナー歴15年

イラストレーターでオーバープリント指定あり

オーバープリント指定あり

まずは、オーバープリントのチェックが入った場合(指定あり)、
イラストレーター上では黄色に水色が乗った状態、ですが印刷されたものは、
下地の黄色とその上の水色が足されて緑になってしまいました。

イラストレーターでオーバープリント指定なし

オーバープリント指定なし

オーバープリントのチェックがない場合(指定なし)、
下地の黄色の版の水色の所は色が抜けるので紙の色(白)になります。
その抜けた型の所に水色が乗るので、版がズレると白(紙の色)が
出る可能性があります。

オーバープリントで重ねた色が黒(スミ)の場合はどうでしょう

オーバープリントで墨入れ

では、上の重ねた色が黒(スミ)の場合はどうでしょう
オーバープリントの場合、色は殆ど変わりませんが、下地の色がぼんやり
透けます。

オーバープリントでない場合はどうでしょう

オーバープリントでない場合

オーバープリントでない場合は、やはり版がズレた時の白が気になります。
一度オーバープリントのチェックを入れて作業をした場合、
知らずに次の作業工程にもチェックが入ってしまうことがありますので
十分な注意が必要です。

YouTubeの動画でオーバープリントの解説

表示→オーバープリントプレビュー の設定でチェックが出来ますので、
自分で指定した色でない場合は確認作業をしてみてください。

 

まとめ

現在では下版データを勝手に触ったりしないのが主流ですが、
まだ、マックでしかデータが出力できなかった時代、
勝手にオーバープリントのチェックを入れられ、こちらの色でない印刷物が
出てきた事がありました。オーバープリントの話をすると思い出します。
今ではイイ思い出です。
今日はここまでです。

KIYOMI

KIYOMI

フィニッシュワークというデザイン会社です。 DTPデザイン・WEB制作・動画編集・Webマーケティングについても発信していきます。イラストレーターの使用方法をYouTubeで解説しています。

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フィニッシュワークというデザイン会社でデザイナーをしているKIYOMIです。DTPデザイン・WEB制作・動画編集・LINEマーケティング・Webマーケティング等のお仕事をお受けしています。イラストレーターの使用方法をYouTubeで解説しています。

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